思い出の着物を母から娘へ
【私が唯一持っている着物】
二十歳の時に母が用意してくれたもの
当時着物に興味がなく、置くところもなく、
ずっと母のタンスにしまったまま。
初めて着たのが30歳、息子のお宮参り
二度目が35歳、娘の七五三
もう着ることもないと思い最後の記念に。
そして今40歳、
着物のパーティーに招待され
出来れば思い出の着物を着てほしいと言われ
母からの着物で参加します(*^-^*)
人生で3度目、お祝い事以外で着るのは初めて。
先日母が泊まりに来たときに、
一緒に着物を見てみました。
しみがないか?など
そしたら見たことない着物が入ってて、
まだしつけもされた羽織りでした。
色は黒、家紋が入ったもの。
卒業式や急なお通夜にもいけるものらしい
そんなのまで用意して持たせてくれた母
お通夜に着物は、多分着ないけど、、、
20年前に作ってくれた母に感謝しました。
お嫁に出すときには持たせるものだったなかなぁ。
そして帯、
母が自分の成人式の時に作ったもの
50年経ち懐かしそうに触る母の手を見て
うるっとしました。
『いい帯だったから全然割れてないね』
『お父さんがよくふくら雀を結んでくれた』
いつも帯は父が結んでいたそうで
母にとっても大切な思い出の帯
今私が着物に興味がなかったら
こんな会話もないし、着物もしまったまま
母も思い出すこともなかったかも。
大切にしたいなと思ったのと同時に
たくさん着てあげたいなぁと思う。
来年はあの先生のもとで着付けを習おう!
時代はかわるかもしれないけど
私も娘に着物を用意してあげたい
綺麗な状態で譲りたいなぁと思いました。
母の成人式の時の帯
母から私へ着物と帯をツナグ
娘が大きくなったら
また、母から娘へ
着物を作ってもらってちょうど20年
なんだか節目のような
ごめんね、ずっと眠らせて
来年、また娘の七五三で着よう💖
今度のパーティーが楽しみ。
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