『ただいま～～』昨日帰って来ました。

１泊２日のバタバタ帰省でしたが楽しかったです。

実家に着いてすぐに息子はおじいちゃんの部屋へ。

娘もついて行くけど、

たくさんの器具やチューブがついてベッドに寝ているおじいちゃん

想像していたおじいちゃんと違ったのか、なかなか近づきません

気管を切開して呼吸器をつけているのでヒューヒュー音がしたり

痰がたまるとセンサーがピーピーと鳴ったり、怖かったのかな。

息子が優しく話しかけました。

私はすぐ涙が出てしまうのでどうでもいい話をたくさんしたり、

自分の手術のことや、傷痕を見せたり・・・

ふと父の腕を見るとパンパンに浮腫んでいました。

小さい頃、よくこの手で叩かれたな～と思うと、

元気な頃の厳しかった父がなんでこんな姿に・・・

涙が出てしまいます

そして腕をすりすりなでてあげました。

身体は動かせないけど感覚はあるのでなでなで。

そんなことくらいしか出来ません

娘はおじいちゃんに話しかけることもなでなですることもしません。

でもずっとおじいちゃんのそばにいました。

おじいちゃんも孫の様子をずっと伺っていました。

元気だとパソコンをつないで黒目の動きでキーボードを操作し

画面に文字をうつのですが、パソコンの不具合で出来ませんでした。

だから一方的に話すのみ。

父の想いは聞けません

でも子供たちが何かを感じ取って、接してくれればいいなぁ。

こちらから話かけて「はい」の時は黒目を右に動かす

母が決めたルール。

それで会話をしましたよ。

母が質問して間違っている時などは黒目を動かさずに母をにらみます。

頑固な父のやり方です（笑）

子供たちが話しかけるとニコーっとゆっくりと笑顔になります。

子供たちは表情を見て会話していました。

母と孫の会話をじーっと見ていたり、話を聞いていたり

そばにいるだけで安心出来たかな～。

子供たちがおじいちゃんから離れたのはごはんの時、

寝る時、お風呂、トイレのみ。

ずっとおじいちゃんのそばにいました。

娘もだんだんとおじいちゃんにしゃべりかけるようになり

おじいちゃんの手を触れるようになりおじいちゃんはすぐ涙目に。

孫は６人いますが、娘は６人目、初めての女の子なんです。

父もきっと抱っこしたかっただろうな～

同居している兄の子供は長男がもうすぐ１９歳、次男が１７歳

さすがにもうおじいちゃんおじいちゃんと行かないので

まとわりつくうちの子供たちきっと嬉しかったはず。

私の病気やら、兄の子供の受験があったり、兄の勤務などで

なかなかこの日に行こうと決めるのが難しいのですが

今回のことで、もっと気軽に行こうと思いました。

そろそろ私一人でも子供２人連れて帰れそうです。

なんせ都会の電車の乗り換えやら混雑やら不安なことはたくさん。

でも子供たちもよく歩いてくれるし、娘のトイレも大丈夫だったし。

『待っててね』が出来るようになると助かりますね。

荷物見ててね、妹とここにいてねなど。

そして生まれた頃からずっと見て来た兄の子供二人。

とってもかわいくてかわいくてよく遊びました。

２０代前半でおばになったのでずっと「○○ちゃん」と呼ばれていました。

今回おばちゃんと言われるかと思ったけどセーフ

見た目おばちゃんではないそうです

やった～５万円くらいあげたい気分でした

その二人がグンと背が高くなってとってもおしゃれなイケメンに。

いい匂いもするし彼女もいる。

おばちゃん嬉しいやら寂しいやら。

夜中の２時まで喋りまくりました。

久しぶりの実家、とっても楽しかったです。

帰る日の朝、娘には新しいワンピースを着せました。

嬉しかった娘はすぐにおじいちゃんおばあちゃんに見せに行き

『かわいい？かわいいでしょ～』と見せていました。

おばあちゃんが『わぁ～かわいいね～』って言う声が聞こえたけど

きっと父も心の中でそう言ってくれたはず。

このワンピースのことはまた次の記事で書こうと思います

帰りは何度も父に喋りかけ、

『あと３０分で帰るね』『あと１０分で帰るね』

最後に『もう帰るね』と言いに行った時はもう私も父も涙がボロボロ

やっぱり明るいお別れにはなりませんでしたが、

しょうがない。

子供たちも『また来るね～元気にしててね』って約束していました。

新幹線、娘は初めてでした。

でも乗ってみるとあんまり興味なし。

ボリボリお菓子を食べ、お兄ちゃんのＤＳを見て

外の景色はまったく見ません。

私が窓側行きたかった～。

帰りだけ富士山が見えたよ～。

娘も息子もホームに入って来る新幹線を見てる時が

一番テンション上がってました。

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