どうしてもバッテリーがロッテリーになる娘。
娘は去年からピアノ教室に通っています。
去年はリトミックコースでリズム中心、この４月からはピアノコースです。
今は四分音符と二分音符の見た目の違い、長さの違いを感じたり
ドレミファソの音符の場所で音がわかるように
そんなレッスンです。
字が読めたり、ドレミファソの音階が理解出来ているとスムーズなのですが
まだ音符が読めない娘はただいま苦戦中です。
耳で聞いて聞こえた歌を歌う、そんな感じなのでなかなか覚えられないんです
バスにのってゆられてるゴーゴー
こんなフレーズがあるのですが
バッテリーがロッテりーがれてるゴーゴーとなってしまいます
歌わずに読んであげると同じように言えるのですが
いざ歌ってみると、バッテリーがロッテりーがれてる・・・になるんです。
今の娘にとっては難しい
字が読めて音がわかるってすごいことなんだな～と思いました。
こんなこと言ってる私ですが、実はものすごく音痴なのです
かわいそうな事に娘は私の血を受け継いでしまったのです。
娘ちゃん、ごめん
そして、なぜか息子はものすごく歌がうまく、リズム感も音程もバッチリ。
一度聞いた音楽が頭の中でドレミで聞こえるのかわりとすぐに正確に弾けるのです。
うらやましい。
ある日、ピアノの先生が言いました。
『お母さん、○ちゃん今が一番イヤになる時期なのでピアノに触りたがらない時は
お母さんが一緒に歌ってあげて下さい。歌うだけでも全然違うので』
で・も、
『先生私が歌うとそれはそれは全然違う歌になりますけど』
そう思いつつも『はいわかりました
』と言ってしまった私
娘ちゃん、お母さんと一緒に楽しく歌えばいいよね
（←よくないか
）
でも主人には『おい、そのお経（おきょう）やめてくれ』ってよく言われます
娘と私でははもることすらなく、お互いに音程がずれた歌を楽しく歌うのでした。
私の中ではちゃんと合ってるんだけどな～～
ある日、娘が「カエルの歌」を歌っていました。
かえるのうたが、聞こえてくるよ・・・・
（ドレミファミレド、ミファソラソファミ・・・）
聞いていると何か違うんです。でも何が違うのか私にはわからない。
私も歌ってみるけどわかりません。
すると息子がいいました。
『○ちゃんは、ドレミファミレド、レミファソファミレで歌ってる』と。
なるほど～
『ドレミファミレドの次が低いねん、もっと上がらな
』
息子、ちょっと歌って
『ドレミファミレド、ミファソラソファミ・・・』
あ～～ほんとだ～、綺麗
カエルの歌が聞こえて来そうでした。
上がるところが上がらず、下がるところが下がらないので
私と娘の歌はお経にしか聞こえないそうなんです
よし、これからは娘の歌の練習は息子に歌ってもらおう
でもね、先生は大丈夫って言いました。
娘は音痴じゃないと、音程が理解出来たら変わってくるって。
『これからうんとかわるからお母さん大丈夫よ』って。
娘が音痴じゃなくなるのなら良かった。
なぜ私は音痴のまま育ってしまったのだろう・・・
先生は言ってくれませんでした。
『お母さんもまだ大丈夫よ』って決して言ってくれませんでした
で・も、
毎日のようにドレミファミレド、ミファソラソファミ・・・
カエルの歌で音程を理解しようとしている私。
お近所さん～
私の「カエルの歌」ばっかり聞こえてたらごめんね～
「カエルの歌が、聞こえてくるよ～～」
夜な夜な聞こえる不気味なカエルの歌
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