まだまだ続く大津祭りあれこれ(笑)
え、大津祭りブログまだ続くの
はい、続きます~(笑)
代わり映えしない内容ですが私達にとっては大イベントなんです。
しばしお付き合い下さい
大津祭りと言えば、湖国三大祭りの1つ。
江戸時代から続くお祭りなんですって。
巡行前とお昼の休憩時はここに曳山(ひきやま)が集められます。
大津駅から琵琶湖に向かう大通りに豪華な曳山が13基
ずらっと並んだ姿は毎年同じ光景なんだけど、毎年写真を撮ってしまいます。
近くでじっくり見られるのも人気です。
同じように見える曳山ですが、装飾も様々。からくりによっても全然違います。
ちょっと大きすぎたかな
近くで見ると物凄い迫力です。
曳山はすべて江戸時代に作られたそうです。
この曳山は組立式で、大津祭りの前になると組み立てられ、
からくりと鐘が乗せられます。
そしてこの狭いスペースに囃子方(笛や鐘を鳴らす人)が乗ります。
ここに乗れるのはこの曳山を持っている町内の男の子、男性のみ。
主人は地区が違ったので一度も乗ったことがないんです。
きっと憧れだったんだろうな~と思います。
お囃子が聞こえて来ると子供も大人もウキウキして来ます。
からくりを見ている娘と主人。
大津祭りのみどころの1つ、精巧に作られたからくり。
故事や能楽に因んだからくりはどれも楽しくて和ませてくれます。
娘も『なんか出て来た~、動いたよ~』ととても楽しそうに見ていました。
とにかくすごい人なので押しつぶされそうです
そしてからくりが終わると、大津祭りのみどころの2つめ
ちまきや手ぬぐいが撒かれます。
これが争奪戦なのですが(笑)縁起物なので、おじいちゃんおばあちゃん
子供、若い子、おっさん(笑)、みんな必死で取り合います。
自分に撒いてもらう為にはノリノリで声も大きく一緒に歌う、
そうすると囃子方の目に止まり投げてくれたり、手渡ししてくれます。
息子もすごいアピールでもらっていましたが、おっさんが突進して来る事も多々
押されて横取りされてテンションも下がり・・・
そんな姿を見るとお祭りは自分から楽しむものだ!と息子に言い聞かせ
私自らテンションを上げて拍手に歌にノリノリになって見せました。
最初はちょっと恥ずかしかったけど(笑)お祭りだからヨシ。
すると、たくさん投げてもらえた上に、おいでと呼ばれ
娘を連れていくとたっくさん投げてくれました
おいでと言われた時は暗黙の了解で他の大人は取りに来ません。
ちびっこは娘が取れなかった分を平気でもっていきますが
娘も歌に合わせ歌って踊って、「ちょうだ~い」と叫び
かわいい子にはよく投げてもらえます。
そうやって楽しんでいると息子もニコニコ、またノリノリになりました。
主人の同級生が乗っていると投げてくれるのですが今回は乗っていなかったようで
今年はこれだけもらいました。
厄除けなので玄関に飾ります。
数年前までは食べられるちまきもたくさん投げてくれたのですが
いつからなくなったのかな~。
お飾りと手ぬぐいのみになりました。
この大津祭りの時は普段閑散としている商店街やアーケードもにぎわいます。
たまたま普段は見られない町家の中を見せてもらえました。
100年前の町家の様子。
今も使われているかまど
ふきふき体験
今も使われている井戸
息子や娘も実際に水を汲み上げてみました。
一時、取り壊しの危機にあった町家を保存しようと言う方が集まり
手入れし今に至っているそうです。
普段はここで町家の歴史を語り、ゆっくりとお茶が飲めるそうです。
梁もしっかりしていてとても落ち着く空間でした。
「是非若い人に受け継いでいってもらいたい」と言われ
今度はゆっくりお茶しに来てねと言われました。
はい、私が受け継ぎます
(↑大きく出たけどお茶代ってどんなもんだろうと小さなところでびびる私)
町家にお邪魔することなんて今までなかったので良い経験が出来ました。
大津は素敵な町家がたくさん残されているんです。
大津祭りと共に、町家もずっと残って欲しいと願います。
コメント♪